第76回カンヌ国際映画祭は27日夜(日本時間28日未明)に授賞式が開かれました。
ビム・ベンダース監督の日本作品「パーフェクト・デイズ」に主演した役所広司さん(67)が男優賞を受賞しました。
日本俳優としての同賞は、2004年の「誰も知らない」(是枝裕和監督)の柳楽優弥さん以来2人目の受賞となる快挙です。
カンヌ映画祭
カンヌ映画祭はフランスのカンヌで毎年開催される世界的に有名な映画の祭りで、映画監督や俳優・映画関係者が集まりたくさんの映画が上映されます。
カンヌ映画祭は映画の芸術性や才能をたたえる場でもあります。
カンヌ映画祭にはさまざまな賞がありますが、最も重要な賞の一つは「パルム・ドール」と呼ばれるもので、映画祭で最も優れた作品に贈られる賞です。
カンヌ映画祭では世界中からたくさんの映画が出品されて審査員たちはこれらの映画を鑑賞し、優れた作品を選びます。
映画業界の重要なイベントであり世界中の人々が注目する場所なので映画が好きな人にとっては、新しい映画の発見や才能の発掘の場でもあるようです。
役所広司|やくしょ こうじ
役所広司:やくしょこうじ
本名:橋本広司
誕生日:1956年1月1日
長崎県出身で1979年にデビュー。
映画初主演は、西村京太郎原作の「アナザー・ウェイ D機関情報」(88)で務めます。
96年にはハリウッドでもリメイクされる「Shall we ダンス?」が大ヒットし翌年の「失楽園」は超話題作となり、「うなぎ」がカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞。
役所広司さんは19年には「孤狼の血」(18)で「Shall We ダンス?」・「うなぎ」に続く、3度目の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得した。
豆知識
日本アカデミー賞最優秀主演男優賞の最多受賞者は高倉健さんの4回です。
パーフェクト・デイズ あらすじ
東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山(役所広司)。
毎日を同じように繰り返しているように見えるが彼にとってはそうではなく、たんたんと過ぎていく日々に満足している。
毎日はつねに新鮮な小さなよろこびにみちていて、まるで風に揺れる木のような人生であり昔から聴き続けている音楽と、古本の文庫を読みふけるのが彼のよろびである。
彼は木が好きでいつも持ち歩く小さなフィルムのカメラで木々を撮るのだ、それは自分を重ねているのかもしれない。
あるとき彼は思いがけない再会をする。
まとめ
今回の記事はカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した役所広司さんに関してご紹介しました。
まだまだご紹介しきれていないので、調査結果は追記していきたいと考えています。
カンヌ映画祭での男優賞受賞は、役所広司さんのキャリアの頂点ともいえる栄誉ではないでしょうか。
この受賞によって、役所広司さんの名前は映画界で一層注目されることでしょう。
彼の今後の活動にも期待が高まりますし、役所広司さんの演技がますます多くの人々に届き「感動」や「興奮」を与えてくれることを願っています。
今後のご活躍とますます素晴らしい作品に出演できることを願っています。
役所広司さん本当におめでとうございます!
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